メモ

気になる三本。解説は"all cinema online"より。



『アパートメント・ゼロ』

ブエノス・アイレスを舞台に、一人の神経症的な青年が巻き込まれた事件を描くサイコ・サスペンス。エイドリアンは部屋代の節約のため、ルームメイトを募集した。やってきたジャックという青年は、ごく平凡な男に見えたが……。


『フェード TO ブラック』

映画マニアの青年が、数々の名画をまね、殺人を繰り返すサイコ・スリラー。脚の不自由な叔母と二人で暮らすエリック。彼は大の映画マニアで、その部屋はポスターやスチルで埋め尽くされていた。ある日、モンローそっくりの女に約束をすっぽかされ、「死の接吻」を見ていた彼は、口うるさい叔母に怒り、リチャード・ウィドマークを真似し、車椅子の彼女を階段から突き落とす……。


『カラー・オブ・ハート』

『ビッグ』の脚本家で知られるゲイリー・ロス初監督のハートウォーミング・ドラマ。TVの中に入り込んでしまったある兄妹が繰り広げる騒動をユーモラスに描く。モノクロとカラーが微妙な色合いで融合してゆく映像が見事。トビー・マグワイアリース・ウィザースプーン共演。1950年代のホームドラマ“プレザントヴィル”に夢中の高校生デイビッド。ある日双子の姉ジェニファーとチャンネル争いしていた彼は、ふとした事から姉と共にTVの世界に入ってしまう。その白黒の世界は暴力もセックスもないアットホームな世界。だが本能のままに行動する姉によって、白黒の世界は次第に色づきはじめる...。